fantasticのブログ

日々感じたことを、書いていきます

しばらくぶりに、思うこと…

先日の情報番組で

某評論家が、「気をつけてても

火事は起こるので…」と

戦争と火事を、同列に述べていて

そのざっくりさ加減に、びっくりした

こんなことを、平気で言える雰囲気に

世の中は、なってしまったのか…

ストーブの側に洗濯物を

油の鍋をかけたまま等

うっかりの失火は、ともかく

戦争をする時は、もっと計画的

自覚があるのでは

火事と同等に、いつ起こってもいいように

軍備の拡大をしておけば

安心という論理には、違和感がある


ウクライナに、侵攻したロシアは

もちろん悪いけれど

こうなってしまった原因は

両国の外交の失敗であり、外交をないがしろにしたせいでは、なかったのだろうか?

もちろん、だからといって

他国への侵攻は、許されないけれども


それにしても、ロシアのウクライナ侵攻を

そのまま、中国が日本に攻めてくる

根拠にするのは、根拠として希薄ではないのか

どうも、肝心なところをすっ飛ばし

結論ありきの、気持ち悪さを感じる

ステップを何段も飛ばし

自ら危険なエリアに突入していった、感がある

無尽蔵な財政の余裕があれば

とりあえず、という論理も

100歩譲って、成り立つのかもしれない

であったとしても、国民の大多数が

それを支持しなければならないのは

当然であるし

私自身は、それさえ、無謀な気がするけれど


ついに、日本は、際限の無い軍備拡大レースに参入したのか

それが、本当に防衛につながるのであろうか?


某情報番組の中で

ウクライナとロシアの、軍需産業関係者らしき

人たちの、通話の声が流された

彼らは、お互いが、敵でも味方でもなく

ビジネスパートナーのような、感じだった

死の商人とは、よく言ったものだ


確かに、日本は中国との間に

尖閣諸島の問題を抱えている

だからといって、中国が攻めてくるという

設定はオカシイのでは?

領海に囲まれている日本は

航行の安全や、操業の安全のために

海上保安庁のさらなる守りは

もっと必要だと、以前から感じていたけれど


国同士の領土問題は

常にあることで

だから、攻めてくるというのは

乱暴な考え方だ

それらを外交の力で解決

あるいは、解決を先延ばしにしながら

国同士の関係は、持続するものであり

持続させなければならない


安易に軍備拡大すれば

確かに、儲かる企業はあるし

軍需産業で、世界の経済が回るので

辻褄は合ってるのですと言われると

はは〜んと、思わないでもないけれど


自衛目的で、敵のミサイル発射基地を破壊する「反撃能力」を保有するというけれど

その段階では、次々ミサイルは

飛んでくるのでは

最終的には、お互いの原子力発電所を

攻撃し合うことになる…


ウクライナとロシアの戦争も

戦争を起こして継続している

張本人たちは、無事でいる

裕福な層は、国外に逃げた

軍備拡大を唱えている、日本の権力者たちも

例えば、どこかの国から侵攻される時には

自分たちの係累は、さっさと

国外に、脱出させることだろう


軍備拡大で国民を守る、

それこそが、非現実的だ

一般国民は守られないし

元々その気はないのだ

守りたいのは、権力者の権益だ


日本国憲法の前文

改めて読んで、在りし日の感動を

思い出した

戦争体験者ではないけれど

私たちの先輩が

戦争をしたことを悔い、高潔な心情に到達して編んだものだ

子どもごころにも、人は叡智に満ちて

信じるに値する存在だと、深く感じた…

×

非ログインユーザーとして返信する