コオロギ食考
あくまでも、個人的にだけれど
コオロギを食べること自体を
そう気持ち悪いとは、思わない
けっこう、見かけ気持ち悪そうなものも
ヒトは、捕食しているわけだし
エサも少なくて済み
養殖が、ラクということなら
将来のタンパク源として
ターゲットにするのも
理解できなくはない
人類の未来のために
タンパク源として、コオロギ食を
研究するというのは
それなりに、筋の通ってる話ではある
研究とは、どだいそういうもので
いつ役に立つか、分からないものを
研究者が、精魂込めてやる
タンパク源として、優れていると
信じる研究者が、研究することに
問題は感じない
唯、水を差すようだけれど
コオロギ、あるいはその他の昆虫を
先人は、さんざん試食して
フィルタリングしてきた、挙げ句
不味い😖とか
食べると、何となく体調が悪い😣とか
諸々、私たちヒトと、相性が悪かったのでは
先人が、クッキーにしたとは、思わないけれど
すずめ焼きならぬ
コオロギ焼きは、試したかもしれないし
火を使うことがなかった、それ以前には
手足をもいで、食べてみたことだろう
時々、世界のあちこちを巡る、旅番組などで
炒めた昆虫を、食べてるのを見るけれど
あれは食事というより
観光客相手の、エンタメだったり
あるいは、ごく少数の
その地域に、限定した人びとの
食べ物、という感じだ
イナゴの佃煮は、割りに高価なお土産だけれど
結局、私たちヒトの食べ物としては
コオロギや、その周辺の昆虫は
及第点に、届かなかったのでは?
コオロギクッキーとか
ここのところ、お目にかかるけれど
小麦やバター砂糖などに、パウダーにして
混入して、食べ易くしたもので
それに、タンパク源をコオロギに
頼らなければ、ならない時は
バターなどは、欠乏してる時と
考えなければならなくて
コオロギクッキーは、食べられない?
唯、そう単純でもないのかどうか…?
例えば、一切コオロギが入ってない
クッキーを、α円として
20%のコオロギパウダーが、入っていれば
0.8α円、50%だと0.5α円…
つまり、食糧危機の際というよりは
食べられる人には、先陣を切って試食してて
もらおうという、企てなのか?
今は、むしろ価格設定高くて、イベント?
それにしても
将来のタンパク源も、気にはなるけれど
先ずは、今の国民の
せめて、80%の食糧の確保を
何とかして欲しい
牛乳を用水路に流させ、米農家は
立ち行かない
そういう状況の、解決の方が
先ではと思う
これは、市場経済にだけ任せていたら
もはや、解決できないのではと思う
でき過ぎた野菜は、潰して土に戻して
しまわなければ、生産者はソンをする
これでは、いつまでも解決できない
とりあえず、80%になるまでは
国が介入して、生産者を守ることは
できないのだろうか
ビジネスとして、成り立つ農業を
目指すのも大事だし
ブランドフルーツを、海外の富裕層に
売るのも、いいけれど
現在の日本の食糧自給率は
38%と言われているし
それも、アヤシイという説もある
一般国民の、ひとのいい私たちは
いざという時
38%の食糧を、国民皆んなが
分け合うものだと、思い込んでいる
多分、これは誤解だ
先取特権ならぬ、有力者が
先に、チャッカリ、持っていってしまうのだ
もちろん、国も混乱を防ぐために
規制をかける?、筈だけれど
先取特権は、その前の段階なので
さすが、違法と思うけれど
何しろ、非常事態なので
どんな状況でも、自分たちの食糧だけは
確保できるという、安心の担保がなければ
政治家といえども、38%に
危機感がない筈はない
その時には、私たち一般国民は
コオロギが、食せるかもしれません😉