fantasticのブログ

日々感じたことを、書いていきます

総理の、ウクライナ訪問

ちょっと古い話で、恐縮だけれど

WBC準決勝の9回の裏

勝敗の行方に、みんなが手に汗握っていた時

総理のウクライナ訪問の

ニュース速報が、流れた

5月に広島で行われる、G7サミットを控えて

ゼレンスキー大統領に、会ってないのは

日本の総理だけで

是非とも、ウクライナに行かねばならないと

首脳陣は、算段をしているようだったから

やっぱり…とは、思った


ひんしゅくを、買うかもしれないけれど

ムリして、ウクライナ訪問を

されなくてもと、感じていた

日本は武器の供与が、できるわけでもないし

それ以外の物資の供給や

戦後復興についてなら

わざわざ、ウクライナに赴かなくてもできる

NATOとは違う、日本の立ち位置を

ゼレンスキー大統領も、G7の日本以外の国々も分かっているわけで…

そのことは、むしろ日本の独自外交を

世界に示せ

日本にとって、不都合ではないと

感じていたから


中国の習近平さんは

和平の仲介をするという、名目を掲げて

プーチンさんに会った

それが、カムフラージュであっても

好ましい大義名分を、内外に示すのは

国家として大切なことで

その中で、必勝しゃもじを持って

滑り込みセーフした

総理が、残念に映る


果たして、ウクライナが勝つシナリオだけが

西側諸国にとっての、正義なのだろうか?

勿論、侵攻したロシアの勝利が

望ましいと、言ってるわけではない

勝ち負けの、決着でなくても

終結は目指せないのだろうか?

(何、ガキのようなことを、ほざいてるのだと言われそうだけれど)


戦争に、勝者はいないということを

私たちは、イヤというほど

学んだのではなかったのか

この状況が続く限り、犠牲者は増え続ける

プーチンさんは、追い込まれて

核兵器を使用しないだろうか?

ベラルーシに配備した、戦術核兵器は

単なる威嚇で済むだろうか?

NATOとロシアの戦争になったら

第三次世界大戦になる道しか、ないような?

その時、必勝しゃもじを贈った日本は

NATOと一緒に戦うのだろうか?


戦争をしたい人たちが、集まって

自分たちで、やればいいけれど

お金の出どころが、欠かせないわけで

大義と、国のお墨付きが必要なのだ

先日千葉で開かれた、5年間43兆円に群がった「国際武器見本市」も、成り立たない

こう考えると

オリパラも戦争も、まぁ同じなんですね〜

いささか、乱暴な言い方だけれど


一般国民は、ウクライナもロシアも

戦争したいとは、思っていない

戦争は、権益を増やしたいための

政権や、それに近い人たちが

一般国民さえ兵器にできる、ビジネス…

側面というより、大方かもしれない


自由と民主主義を守るために

戦うと言いながら

一般国民の、自由や民主主義は

ないがしろにされるのが、戦争

今さらながら、いったん戦争を起こしたら

一般国民は

リーダーの、物言わぬ道具の

ひとつにしか過ぎないと、実感する

使い道は、リーダーのさじ加減ひとつ

それは、ウクライナもロシアも、そう違わない

以前、ウクライナのメディアは

自国の犠牲者の数を、報道していたけれど

今は、ロシアの犠牲者数しか

報道できないらしい

規制せざるを、得なくなったのだ


日本がウクライナのようになる

というのは、軍拡を進めたい人にとって

都合の良い口実

どうして、そう言えるのか

ちゃんと論理立てて

一般国民に、示して欲しい

それは、どういう条件の時に、そうなるのか?

それは、果たして回避できないのか?

どのくらいの確率なのか?

もしもの時のためだから、などと

ざっくりしたことは、言わないで欲しい

もしものためなら

やらなければならないことは

山ほどあるのだから

×

非ログインユーザーとして返信する