コロナとマイナンバーカード
ここのところ、マイナンバーカードの
推進が、新型コロナワクチン接種の絡みで、
言われている
唯、マイナンバーカードは特に作らなくても、マイナンバー制度は、既に制定されているわけで、今回のコロナワクチン接種は、紐付けられるかもしれない
重い副作用が出た場合の、スムーズな調査や
補償に繋がれば、有益だとは思う
少なくとも、住民票等を、マイナンバーカードで、簡便に発行されることが、恩恵だと満足してはいけない
個人情報の流出のリスクを、超えるメリットがなければならない
(それほどのメリットがすぐには思い浮かば
ないが、制度は既にスタートしているので)
マイナンバーが制定される時、盛んに
いわれたのは、銀行預金や金融資産などと
紐付きにして、税の公平性を図るということだった
しかし、そんなことはなかった…
マイナンバーの運用を決める立場の、国会議員の多くが、恵まれた階層の人たちである
マイナンバーに、そういった利用を
求める筈もない
9/1から始まるデジタル庁、行政の仕事の
スピード化だけでなく、紐付けされる項目に
ついて、広い分野の識者で、精査する仕組みが
必要だ
紐付けを、その時の政府与党と、行政だけに
任せてはいけない
何を紐付け、何は紐付けないか
何を行政に渡して、何は個人で温存するか
私たちが、本気で考えなければならない時に
きている
国は、個人のどんな情報を、紐付けたいで
あろうか?
病歴や犯罪歴、これは縦割り行政を一元化する
わけだから、最初に紐付けられる項目だろう
例えば、図書館の利用カードと紐付けられて、
AIで、趣味嗜好を探られるのは、どうだろう…
既に私たちは、企業には自らの趣味嗜好を
把握されていて、端末にCMは入ってくる
けれど、それは購買を促す以上には、
今のところ、働いてない
為政者の思惑とは違う