国葬について
この9月27日に、安倍元総理の国葬が予定されている
どのメディアのアンケート結果も、多少の違いはあっても、いずれも反対の方が多い
こんなに反対意見が多いのだから、その時点で、もう国葬の意味がないのではと思う
大多数の国民が国葬で送りたいと思わなければ、安倍元総理やご遺族は、国葬で送って欲しいと思われないのでは
何が何でも国葬という政権与党に、ご遺族は戸惑っておられるかもしれない
特にご自分より先に、ご子息を送らなければならなかった、ご母堂のお悲しみはいかばかりか
政治家の国葬は、どうしても無理があるのではとも思う
国葬ではなく、自民党と有志の葬儀なら、すっきり分かりやすく、生前の安倍元総理の政治姿勢に納得しなかった方たちも、鬼籍の人になられた安倍元総理を今は懐かしく、弔意を表せたのにと残念な気がする
それだけではない
世界中の人たちが、新型コロナの犠牲になっている
ロシアのウクライナ進攻で、ウクライナとロシアの兵士たち、ウクライナの市民が、今も犠牲になっている
人の生命は、どれも等しく、大切だ
こんな時に世界中の要人を集合させて、セレモニーを行おうとするセンスにも、首を傾げたくなる
弔問外交と言うけれど、国益に叶うことが行われる余裕があるものなのだろか?
ことは、葬儀なのだから