fantasticのブログ

日々感じたことを、書いていきます

年賀状考

 元旦の年賀状は、楽しみではある

だがこの歳になると、

「お互い高齢になりましたので本年までに... 」という、最後の年賀状も届くようになる

確かに、私たちは終活真っ最中の年齢である

最後の年賀状の提案は、自ら老後のけじめを

つける、振る舞いだともいえる


 最近、年賀状・葬儀の参列等々を、

高齢になったことを理由に、

取りやめる風潮がある

そして、それらは

「ひとくくり」のような気がする

故人の親族宛に届いた、年賀状の差出人に、

子供や孫は、親族の旅立ちを、

報告しなければならない

先方も、遺族に香典やお悔やみの書面等、

心遣いをする必要がある

高齢になれば、遅かれ早かれ人は逝く

それはごく自然なことで、

年賀状の交換がなければ、まだご存命かしら?と、たまに思いを馳せるだけで済む

自らの死後の諸々の煩わしさから、

子や孫を解放させることができるのだ


 年賀状の交換を取り止めるのが、

いいか悪いかということでは勿論なく、

これは、世の中の流れである

今回のコロナ禍で、益々加速するだろう

自粛中、葬儀が簡素になって、

正直やれやれと思っている人たちは、

失礼ながら多いに違いない

葬儀は、故人のごく親しい人たちで、

行えばいいとは思うけれど、

賑やかに送りたいという人たちもいるから、

ひと其々ではあるが


 テレビのある番組で、

参加者が喪服を着ない葬儀が、紹介されていた

テーマのある、パーティーといったところだ

葬儀も二極化するのかもしれない

身内だけの簡素な葬儀、あるいは費用を掛けたしかしながら、従来の葬儀とは違う

華やかな送る会…


 ところで、年賀状を断ったけれど、

やっぱり寂しくて、復活したというのも聞いた

まだ、こちらから、年賀状の交換取り止めを

提案したことはないけれど

追々色々考えなくては、

いけないのかもしれない

サスペンスドラマ

このところの自粛生活で、

テレビの視聴時間が、増えた

そして、いわゆる、サスペンスドラマが

意外に多いということを、実感した


鉄道や、その土地の観光スポットが

頻繁に出てきて、旅気分が味わえるもので

あったり…

主人公の刑事は、署内で冷遇されているが、

実は有能で、事件を解決していくというのは、

テレ朝の人気番組だけれど


それにしても、サスペンスドラマの

見どころとは、何だろう

謎解きの面白さは、勿論

視聴者の大部分が、ドラマの様に、

被害者や加害者になることは、

そうはないわけで

部外者でいられることの、安心感

私たちは、こんなにアンラッキーではないゾ!

という、相対的な幸せの確認

そして、念押しのように、捜査関係者が、

ちょっと不幸せだつたりする

仕事に打ち込みすぎて、連れ合いに、

家を出ていかれたというのは、

よくあるパターン

つまり、ここで、加害者を捕らえる刑事が、

幸せ過ぎてはいけないのだ

視聴者は、犯罪に巻き込まれた被害者と加害者

そして、少し不幸せな刑事らに、

日々とりあえず、何事もなく過ごせている

自身の境遇に、安心と癒しを、

ドラマから、得ているのではないのだろうか…

ワクチンの接種

 来年から、ワクチンを接種できることに

なったとして、

安全性はともかく、分からないことが多い

薬品メーカーによつて、違いがあるのかどうか

性別や体重、年齢等に関係なく、同じ量の

ワクチンを接種して、問題ないのか

基礎疾患のある場合は、どうなんだろう?


 接種の優先順位の第1位が、医療従事者

これは、誰でも納得できる

常に、感染リスクにさらされているのだから

第2位が、65歳以上の高齢者と

高齢者施設の従事者

第3位は、基礎疾患のある人、

ということなつている


唯、高齢者や基礎疾患のある人は、

当然ながら、ワクチンに対応する力も

脆弱なのではと思ってしまう

ワクチンは健康な人たちが、先に接種して、

感染経路を絶っていく、と言う考え方の方が…

と思うけれど、どうだろう


この辺は、残念ながら専門的な知識がなくて

少し前のアンケート(どこの調査かは失念)

には、様子見が52%位だった記憶

接種後すぐの、副反応副作用の他に、

時間を経てのリスクは、ないのかどうか

ワクチンでしか、乗り切れないのであれば、

尚のこと、国とメディアには、正確な情報を

私たちに伝えて欲しい

リスクを認識して、接種に臨みたい