fantasticのブログ

日々感じたことを、書いていきます

広域特殊詐欺と広域強盗事件

広域特殊詐欺と広域強盗事件の

指示役の4人の容疑者が、公海上で逮捕され

送還されてきた

詐欺だけでなく、ついに強盗殺人を起こして

しまったのだ


実行役と言われる

snsで募集された、若者たちの逮捕の様子が

報道されたけれど

誤解を恐れずに言えば

とても子どもっぽく、普通の若者に見えた

もちろん、どんな弁明があろうと

許されない行為であることに、違いないけれど


闇バイトに手を出す前に

他に方法がなかったのか…

唯、もし、非正規で働いていれば

ちょっとした、生活スタイルの変化で

借金ができてしまうことは、想像できる

若者が、お金に困った時

親やきょうだいや友人に、お金の工面を

願い出るとして

彼らの周りに、そういう包容力のある

人間関係がないとしたら

彼らは、snsの闇バイトに

安易に惹かれることだろうと思う

行政の小口融資、生活保護の支給

それらの情報が、彼らに充分に行き渡っているとも思えないし

そう簡単に、利用できるとも思えない


犯罪者にアマイと言われるかも

しれないけれど

アウトローの指示役は、別として

snsで集められた実行役の彼らを

被害者ご本人や関係者の方たちから

当事者でないからだと、非難されることは

承知しているつもりだけれど

憎みきれない…


オリパラ汚職、コロナ汚職、モリカケ桜も

あった…

ついに、反撃の名目で

敵という立場の人たちを

殺人しなければならない、かもしれない

状況に

今、私たちの社会は在るのだ


社会の中の、優位な立場の人たちが

上手く立ち回っているのだから

裕福な高齢者から

少しくらい回していただいてもと

考えてしまう…

犯罪の道筋として、全く理解できない

わけでもないような気がする

だから、許されると言っているわけではない

犯罪を踏みとどまるハードルが

残念ながら、低くなってしまったのだと

言いたいのだ

文科省「いじめは警察に相談通報のこと」

文部科学省は、7日

「犯罪行為」に相当する、いじめ事案について

学校から警察への、相談や通報を

徹底するよう

学校に通知したと、伝えている


一歩前進したと、言えないことはないけれど

いじめの解決を、未だ、学校という

フィルターを通して、解決しようと

期待しているのだと、じれったい気がする

大ごとになった時

学校は、隠蔽する体質であることは

私たち皆んなが、さんざん体験済みではないか


むしろ、被害者とその家族が

学校より先に、警察に相談通報する道筋を

文科省は、準備する方が

問題の解決が早いのでは?と感じる


これまで、学校に相談しても

どうにも進展せず

他に方法がなく、本人や家族が

警察を頼ることがあっても

先ず、学校に相談するのが

スタンダードだったと、思う


けれど、いじめの被害者本人や、その家族

いじめを見聞きした、一般の人が

誰でも、学校というより

犯罪のノウハウがある、警察に相談通報

するのが、普通になれば

大変な事態に、ならない内に

解決できるような、気がする


そして、このことを機会に

いじめの被害者の子どもたちに

解決に至る行程を、体験して

公権力で、いじめの行為は、正され

加害者は罰されるのだと、知って欲しい

それこそが、リアルな学習であり

生きる力を学ぶことに、つながる


いじめは、学校でなくても

職場でも地域でも起こる

自分と違う(異分子)ものを、探し出して

排除しようとする…

総理の側近の秘書官が、仰ってたではないか

隣に住んでてもイヤと🤣

やがて、いじめの行為は快感になるのだ

例の秘書官の言葉にも、差別と快感が匂った

だから、止めることが、なかなかできない

それは生き物の、ある種属性かもしれない

だから、いじめは常に見張り、肝に銘じて

おかなければ、常に起こるものだ

残念ながら、人間(生き物)の限界とも言える


最初に、警察に相談通報することで

「犯罪性はない…」という

学校のフィルターに、弾かれるリスクを

防ぐことができる

もちろん、だからといって

学校の、いじめをなくす努力を

決して軽視しているわけでは、ないけれど


何十年も前に、東京の中野区で

教育委員の準公選制が導入され

とても画期的だと、感じていた

その後、残念ながら、自治体の首長の任命制になってしまっている

いじめに関して

教育委員会が、いじめの解決に

寄与してこなかったことは、誰もが知るところ

教育委員は、元教師が推薦されることが多く

現場の教師の立場の方に、バイアスが働く

それはある意味、仕方のないことだ

だから、公選制が優れているのだ

準公選制は、委員の半数を

選挙で決めるのだったと、記憶

何十年も前のことで、曖昧だけれど…

webで確認してみようと思う

準公選制が、行われなくなった

いきさつも、知りたい

しばらくぶりに、思うこと…

先日の情報番組で

某評論家が、「気をつけてても

火事は起こるので…」と

戦争と火事を、同列に述べていて

そのざっくりさ加減に、びっくりした

こんなことを、平気で言える雰囲気に

世の中は、なってしまったのか…

ストーブの側に洗濯物を

油の鍋をかけたまま等

うっかりの失火は、ともかく

戦争をする時は、もっと計画的

自覚があるのでは

火事と同等に、いつ起こってもいいように

軍備の拡大をしておけば

安心という論理には、違和感がある


ウクライナに、侵攻したロシアは

もちろん悪いけれど

こうなってしまった原因は

両国の外交の失敗であり、外交をないがしろにしたせいでは、なかったのだろうか?

もちろん、だからといって

他国への侵攻は、許されないけれども


それにしても、ロシアのウクライナ侵攻を

そのまま、中国が日本に攻めてくる

根拠にするのは、根拠として希薄ではないのか

どうも、肝心なところをすっ飛ばし

結論ありきの、気持ち悪さを感じる

ステップを何段も飛ばし

自ら危険なエリアに突入していった、感がある

無尽蔵な財政の余裕があれば

とりあえず、という論理も

100歩譲って、成り立つのかもしれない

であったとしても、国民の大多数が

それを支持しなければならないのは

当然であるし

私自身は、それさえ、無謀な気がするけれど


ついに、日本は、際限の無い軍備拡大レースに参入したのか

それが、本当に防衛につながるのであろうか?


某情報番組の中で

ウクライナとロシアの、軍需産業関係者らしき

人たちの、通話の声が流された

彼らは、お互いが、敵でも味方でもなく

ビジネスパートナーのような、感じだった

死の商人とは、よく言ったものだ


確かに、日本は中国との間に

尖閣諸島の問題を抱えている

だからといって、中国が攻めてくるという

設定はオカシイのでは?

領海に囲まれている日本は

航行の安全や、操業の安全のために

海上保安庁のさらなる守りは

もっと必要だと、以前から感じていたけれど


国同士の領土問題は

常にあることで

だから、攻めてくるというのは

乱暴な考え方だ

それらを外交の力で解決

あるいは、解決を先延ばしにしながら

国同士の関係は、持続するものであり

持続させなければならない


安易に軍備拡大すれば

確かに、儲かる企業はあるし

軍需産業で、世界の経済が回るので

辻褄は合ってるのですと言われると

はは〜んと、思わないでもないけれど


自衛目的で、敵のミサイル発射基地を破壊する「反撃能力」を保有するというけれど

その段階では、次々ミサイルは

飛んでくるのでは

最終的には、お互いの原子力発電所を

攻撃し合うことになる…


ウクライナとロシアの戦争も

戦争を起こして継続している

張本人たちは、無事でいる

裕福な層は、国外に逃げた

軍備拡大を唱えている、日本の権力者たちも

例えば、どこかの国から侵攻される時には

自分たちの係累は、さっさと

国外に、脱出させることだろう


軍備拡大で国民を守る、

それこそが、非現実的だ

一般国民は守られないし

元々その気はないのだ

守りたいのは、権力者の権益だ


日本国憲法の前文

改めて読んで、在りし日の感動を

思い出した

戦争体験者ではないけれど

私たちの先輩が

戦争をしたことを悔い、高潔な心情に到達して編んだものだ

子どもごころにも、人は叡智に満ちて

信じるに値する存在だと、深く感じた…